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<取材日記>品格ない「オバマ氏とのコネ探し」…政府相手に堂々と

2008.11.10 11:39
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米大統領選の結果を見る韓国の視線には多様な要素が絡まっている。まずは、人種の壁を崩した米政治の躍動性に対する再発見と、オバマ米次期大統領が国際社会で展開する新たな秩序への期待だ。

しかし一方には一抹の不安感がある。8年ぶりの政権交代である上、次期大統領も韓国にとってはあまりなじみのない存在だ。韓国人の中で一度握手してみた人も見つかりにくいほどだ。今年4月、李明博(イ・ミョンバク)大統領に良い機会が一度あった。初の訪米を控えて、民主、共和両党の大統領候補らとの会同を外交実務者が進めて成功の段階に至った。しかし何の理由からか、計画は中断された。オバマ候補との会同が韓米自由貿易協定(FTA)批准に及ぼす否定的な影響を懸念した、またはキャンプ・デービッド(大統領別荘)会談に全力を尽くすためだった、というなどの説明があった。

 
だが釈然としなかった。同時に訪米したブラウン英首相がオバマ、ヒラリー、マケイン氏らに会っていたのを考えれば、さらに残念だ。今になって皆が「オバマ氏とのコネ探し」にいそしむ姿は、それだけにより一層見苦しい。突然韓国には民主党専門家も増えている。オバマ氏の参謀の某氏と以前から親密な仲だという主張は、それでも品があるほうだ。同じ大学を卒業したという事実だけで、オバマ氏の人脈であると自任するとしたらコメディーだ。

17日に日程を決めた外交通商委員会の議員らをはじめ、多くの人物が訪米の支度を急いでいる。だが効果は疑問視される。今になって、なかったコネが突然生じるわけがない。しかも相手は政権引き継ぎチームと次期内閣の構成に加え、未曽有の金融危機への対応で、他を顧みる余裕がない。

「白紙状態で米国に駆けつけたところでは、結局は駐米大使館に会同の仲介を求め、負担を加重させることにしかならない」というのが外交通商部幹部のコメントだ。相手の目にどう映るかも考えなければならない。ともすれば世界第11、12位の経済強国だと強調する国が、体面を汚してまで「他人も同然の遠い親類」でも探しに必死になる姿を褒めてもらえると思うならば誤算だ。

米次期大統領とのコネがないというのが新しい現象でもない。8年前のブッシュ大統領も、16年前のクリントン大統領も韓国にとっては常に新しい人物だった。テキサスとアーカンソーの田舎の人脈すべてを、どうやって管理できるのか。むしろいまは相対的に条件が良いという評価もある。オバマ氏陣営で対外政策を決める中核には、クリントン政権に加担した人物が多く、一線の外交官らとは良い関係が維持されている。

だからキーポイントは「政府対政府の公式経路」がしっかりとしていなければならないということだ。相手は政策決定の合理性を重視する米国である。その定規は、自国の国益となる。言いたいことがあれば、政権引き継ぎチームと国務相など主要ポストの候補、補佐官など公式のチャンネルを通じるのが正道であり近道だ。いかにして彼らに、説得力のある形で韓国の立場を説明し、政策を調整していくかを、緻密(ちみつ)に準備するのが最優先なのだ。

水面下のコネも時には必要とされるが、それだけで万事うまくいくと信じる旧習はそろそろ捨てなければならない時点だ。金大中-盧武鉉(キム・テジュン-ノ・ムヒョン)両政権の当時に韓米関係がギクシャクしたのが、人脈の不足よりは政策調整の不調和で招かれたものであるという点を肝に銘じる必要がある。


【ニュース特集】米国初の黒人大統領が誕生

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