28日、京畿道華城市飛鳳面 (キョンギド・ファソンシ・ビボンミョン)ヤンノ工業団地。 (株)ACEが廃タイヤから油を抽出するために開発した「タイヤシス」(TireSys)という試験プラントを稼働、2時間ほど経つと真っ黒な油が出始めた。 PCモニターのプラント稼働状況版には油の抽出量を表す実線グラフィックが急な傾斜を描いて上がり始め、試験プラントの小さな透明管では油が貯蔵タンクに流れいくのが見えた。 一度油が流れ始めると、その量は30-40分で50キロ近くになった。
タイヤシスは一日1トンの処理容量で、小型試験プラントだった。 この日はタイヤシスの竣工と稼働を参観するために専門家20人余りも来ていた。 システム稼働を見守った成均館(ソンギュングァン)大のユン・キジュン教授、韓国化学研究院のチョ・クァンヨン博士、パク・ノサン博士、イ・ジョンミン博士らの口からは感嘆の声が出てきた。 教授らは「世界の悩みの種だった廃タイヤを処理できるシステムがようやく誕生した」と話した。