米上院が救済金融法案を可決したのは幸いだ。 米下院もこれ以上は大衆迎合主義にとらわれず、この法案をまた否決するという無責任な行動は自制しなければならないだろう。 現在では救済金融が金融危機拡散を防ぐ唯一の代案だ。 正常軌道に回帰する米国の手続きとは違い、ウォン安ドル高は1ドル=1200ウォン台まで進んでいる。 ドル不足はすぐには解消しない様相だ。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は昨日、「外貨準備高は必要な時に使うために蓄えているものだ」と述べた。 積極的にドルを供給するという意志を繰り返し明らかにしたのだ。 半分は正しい。 現在のようにドル不足が深刻な時は外貨準備高を使うのが当然だ。 実際、このような時に投入するために蓄えてきた。 しかし決してむやみに使えという意味ではない。 今年に入って外貨準備高は225億ドル以上減っている。 もちろん、2390億ドルの外貨準備高が残っているため、まだ危険な水準ではない。