LG商事がロシア鉱山開発、15年の努力が実る(2)
LG商事はエレル炭鉱のほかにも炭鉱開発事業を模索したが、うまくいかなかった。 ほとんどの鉱山は政府が株式を保有する国営であるため、ビジネス論理だけでは事業が進まなかった。 特に日本・中国・ドイツなど先進国らがロシアにラブコールを送り、ロシア政府は悠々と構えていた。 このため信頼が何よりも重要だった。
LG商事は信頼を得るためにロシアとの関係をずっと維持した。 94年からロシア製ヘリコプターを国内に計70機ほど導入した。 原資材も輸入してきた。 通貨危機の翌年の98年、ロシアにもモラトリアム(債務支払い猶予)があった。 韓国・日本を代表するグローバル企業が相次いで撤収した。 その時にもLG商事はモスクワ支社を守った。