政府が、李明博(イ・ミョンバク)大統領の指示で、モンゴルやタイなど第三国に脱北者を収容する施設を建設するために、該当国家と協議を行ってきたことが分かった。脱北者が中国などで受けているあらゆる人権蹂躙(じゅうりん)行為をこれ以上放置できないという判断によるものだ。
中国など第三国に滞在中の難民は約3万人に推定されている。昨年、強制的に送還された脱北者はおよそ1800人だ。脱北者が体験している苦痛はすでによく知られている。しかし解決の見込みは薄い。解決のカギを握っている中国政府が脱北者を「難民」に認めず「経済的理由による違法な越境者」と見なしているからだ。特に北朝鮮とは「逮捕した脱北者を北朝鮮に引き渡す」という内容の合意書まで締結した。