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【社説】韓国内に広がる中国発の「メラミン恐怖」

2008.09.26 10:13
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中国産の食品などに化学物質「メラミン」が混入する事例が相次いでいる中、メラミンをめぐる恐怖が他人事ではないことが分かった。中国からOEM(相手先ブランド製造)方式で製造、輸入された、国内の大手菓子メーカーのコメ菓子など2種類の輸入菓子からメラミンが検出されたのだ。食品医薬品安全庁(食薬庁)が中国産粉ミルクを使った菓子、パン、チョコレート、キャンディなど428製品のサンプル検査を実施して分かったものだ。

検査が終わるまで、どれだけ多くの製品から追加でメラミンが検出されるものか分からない。メラミンが混入した粉ミルクを飲んで死亡する事件が初めて報じられた11日までは、当局は「問題となった粉ミルクが韓国内には輸入されていない」という言葉を繰り返すだけだった。その後、乳製品を使った加工食品の安全性を指摘する声が殺到すると、17日になって検査に着手、製品からメラミンが検出された後、慌てて輸入禁止措置を取ったのだ。食薬庁は「今後輸入されるすべての中国産製品に対し、輸入段階の検査を強化、商品として不適当の食品の輸入は遮断する」と明らかにした。

 
国民は呆れるだけである。この数年間、中国産食品の安全事故が頻発する間にいったい何をしていて、今になって検査を強化するというのか。今回の事態について、食品の安全管理を分担している農林水産食品部(農林部)と食薬庁が互いに責任を転嫁し、のろまな対応となった側面はなかったものかも問いたい。現在、食肉と乳製品などは農林部が、そのほかの加工食品は食薬庁が、それぞれ担当省庁となっている。メラミンが混入した粉ミルクは農林部、その粉ミルクが入っている菓子類は食薬庁が担当なのだ。

こうした事情から、対処時に混乱があるほかない。中国産バターに対する調査は農林部が、菓子類の調査は食薬庁が担当し、結果の発表も別々にする状況だ。これでは国民が食の安全を信じて任せられない。省庁間の連携や担当省庁の一元化など、食品安全管理が効率的に行える政府内のシステムを再整備すべきだ。業界もこの際、中国内の生産施設に対する安全管理を強化するよう願いたい。直営工場がある残りの各企業は問題がないという立場だが、消費者の懸念が大きいだけに、二重かつ三重で点検に徹底しなければならないだろう。

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