最近、韓国社会の最高の話題はなんといっても「疎通」だ。政界も、メディアも、大衆もどれもが疎通を語る。ソウル光化門交差点に設置した大型コンテナ「明博(ミョンバク)山城」が政府と国民間の疎通断絶の象徴物になったなら、政府はテレビを通じた「国民との対話」で疏通し、向かいあった。
実際には、疎通の重要性は政治に限定されたものではない。疎通、すなわちコミュニケーションがよくならない組職は自然に生産性が落ちる。議論の道が遮られた国ではデマと陰謀論が幅を利かせる。サイコパス(罪の意識のない殺人魔)は他人と感情疎通ができない人だ。他人の苦痛に対する共感能力の不在が無惨な犯罪を可能にさせるのだ。