リップスティックの起源は5000年前に遡る。 紀元前30世紀に古代メソポタミア人が準宝石を削り、唇と目に塗ったのが始まりだ。 古代インダス文明でもリップスティックを使ったと伝えられている。 世紀の美女クレオパトラはコガネムシ・アリなど昆虫から抽出した赤い色で唇の化粧をした。
リップスティックが広まったのは16世紀の英国だ。 エリザベス1世が白い顔に赤い唇化粧法を流行させ、リップスティックが大人気を呼んだ。 化粧品産業が本格化した20世紀初めにはハリウッド映画が大きく寄与した。 ハリウッド初期のメジャー映画会社は、金髪に赤いリップスティックを塗った美女スターを女神のようにスクリーンに登場させ、これが世界的な美と化粧の標本になったのだ。