<CoverStory>日本は嫌いでも日本製は好き(1)
4カ月になった赤んぼうを育てるイ・ソンミンさん(30、女、ソウル銅雀区新大方洞)は日本製のオムツ(GOO.N)を使う。あかちゃん用ウエットティシュとタオルは日本の赤ちゃん製品、赤んぼうの手に触れるおもちゃも日本製だ。日本の乳児用品が赤んぼうの肌に害がないというウワサを聞きつけ、インターネット共同購入したものだ。「母親の立場ではアトピーが心配になって、乳児用品だけは良いものを使いたいと思い、日本製を買っている」という話だ。
消費財全般で日本製ブームだ。日本製の電気釜を回顧する既成世代には食べて飲んで、着て使う日常的消費財を蚕食してくる日本製の輸入品の勢いは驚くほどだ。国際貿易研究院のシン・フングァン地域研究チーム長は「消費者たちの高級製品の選好度が高くなったが、国産製品がこれを満たすことができず、日本製品に市場を譲っている。韓国消費財産業の競争力を察してみたときのようだ」と話す。