「輸出で生きる韓国、生き残る道はFTAだけ」(1)
多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)がまた決裂した。 7年間も足踏み状態で、今後の見通しも不透明だ。
米世界貿易機関(WTO)のラミー事務局長は30日(日本時間)、スイス・ジュネーブWTOの事務局で153加盟国代表が出席した中、貿易交渉委員会を開き、「交渉は決裂した」と宣言した。ラミー局長は記者会見で「(交渉を)あきらめたわけではない」と述べ、改めて推進する考えを明らかにした。 しかし交渉は今後1-2年間、主要国家の政治日程のため進展しないと、専門家らは見ている。