日本の福田康夫首相が、アジア新時代にかける李明博(イ・ミョンバク)大統領の期待を裏切った格好になった。
福田首相は14日「領土の問題に対する一貫した主張を持たなければならないのは当然だ。このような考えは国民すべてにとって必要なものだ」と主張した。韓国の反発については「(日韓には)お互いの立場がある。立場を乗り越え、理解を深めていくことが必要だ」と述べ、韓国に冷静な対応を求めた。
福田首相はこれまでアジア重視の外交を主張し、韓国に対して友好的なジェスチャーをアピールしてきた。今年2月25日、李大統領の就任式にも出席して祝福した。李大統領は初めての外国首脳として福田首相を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に招請し、首脳会談も行った。しかし福田首相が李大統領の期待を裏切り、両国首脳の信頼関係は崩れてしまった。