【社説】金剛山銃撃死亡事件、徹底的に真相究明すべき
李明博(イ・ミョンバク)大統領が国会施政演説で全面的な対話再開を北朝鮮に提案した昨日、金剛山(クムガンサン)観光客の一人が北朝鮮軍の銃撃で死亡するという衝撃的な事故が発生した。 政府は関係部処合同対策班を構成し、正確な事件の真相が究明されるまで金剛山観光を暫定中断することにした。
政府の発表によると、女性観光客のパクさん(53)が長箭港(チャンジョンハン)北側区域内の海水浴場近隣で昨日未明、一人で散歩しているところ、胸と脚を銃で撃たれて死亡した。 パクさんは午前4時30分ごろ宿舎を出て海水浴場周辺を散歩しているところ、観光客統制区域を抜け出して北側軍事地域に進入、北朝鮮軍哨兵の数回の停止命令に応じず逃走したため、発砲につながった、と伝えられている。