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李大統領「温室効果ガス縮小、先進-途上国つなぐ役割」

2008.07.10 18:47
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 李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日、主要8カ国(G8)拡大首脳会議(G8+韓国など8カ国)で演説した。 韓国の大統領では初めての出席で、李大統領としては多者外交舞台デビューという意味があった。

李大統領は会議で‘環境指導者’という名声の再確認に努めた。 李大統領はソウル市長在任中、清渓川(チョンゲチョン)復元などの功労が認められ、昨年、米時事週刊誌タイムから‘環境英雄’(Hero of the Environment)に選ばれている。

 
李大統領は「私は‘アーリーバード’(early bird、早起き)と言われるが、補佐官は大変だと不平を言っている」という冗談で話を始めた。 続いて「気候変化とエネルギー分野に関しては、韓国が国際社会で‘early mover’(低炭素社会への早期転換)になる」と述べ、「2020年までの温室効果ガス縮小に関する国家中期目標を設定し、来年中に発表する」と宣言した。

韓国は京都議定書で定めた温室効果ガス義務縮小対象国に含まれていない。 しかし国際的な気候変化対応に積極的に賛同するという意志を見せたのだ。

李大統領は特に「気候変化の全世界的な挑戦を迎え、韓国は先進国と開発途上国をつなぐ懸け橋の役割をする」と力説した。 具体的には気候変化交渉と関連し「市場基盤型インセンティブ制度」と「東アジア地域気候パートナーシップ」を提案した。

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