政府が食料品価格の安定に向け、小麦粉への輸入関税を大幅に下げる方針を決めた。
また農水産物流通公社を通じて小麦粉を直接輸入し、国内に供給する案も進めることにした。
小麦粉など生活必需品価格が外国に比べて相対的に高いとして業界に圧迫をかけてきた政府が輸入拡大で直接値下げに踏み切ったのだ。
農林水産食品部当局者は「小麦を直接生産し、加工する国に比べて、国内の小麦粉価格が高いのが事実」とし「小麦粉が大幅に値上がりして庶民の家計負担が増えていることから物価安定を図るために関税引き下げを進めている」と明らかにした。