韓国野球委員会（ＫＢＯ）が７日、北京オリンピック（五輪）予備エントリー３３人を発表した。これを受け、１５日に発表される最終エントリー（２４人）の輪郭がある程度固まった。核心は左打者ラインアップの強化だ。

ＫＢＯは日本でプレーしている李承燁（イ・スンヨプ、読売）とメジャーリーガーの秋信守（チュ・シンス、クリーブランド）を予備エントリーに含め、左打線の強化の図った。

河日成（ハ・イルソン）ＫＢＯ事務総長は「李承燁は五輪に出場してメダルを取るという意志が強い」と伝えた。李承燁は１軍に上がる時点が近づいているため、チームに申し訳なく思う部分もあるはずだが、五輪出場の可能性は高いとみられる。

また河総長は「先月ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）会議のためニューヨークに行った際、メジャーリーグ事務局を訪問し、『五輪でメダルを獲得すれば兵役免除が受けられる』と説明し、『秋信守が代表チームに参加できるよう例外規定を作ってほしい』と要請した」と明らかにした。しかしマイナーリーグオプション（３回）をすべて使用した秋信守が代表チームに合流する可能性は現在として大きくない。

一方、今回のエントリーにはＬＡドジャースの朴賛浩（パク・チャンホ）、ヤクルトの林昌勇（イム・チャンヨン）、中日の李炳圭（イ・ビョンギュ）など海外組のベテラン選手は含まれなかった。

さらに元メジャーリーガーの徐在応（ソ・ジェウン、起亜）と金善宇（キム・ソンウ、斗山）も負傷と不振のためメンバーから外れた。


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