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<取材日記>牛肉デモで歪んだ‘韓国自画像’

2008.07.03 18:54
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「ソウルは人が住めるところではない。 最近のソウルを見ていると、韓国よりも中国のほうが住みやすそうだ」。

最近、出張で北京に来た韓国人の友人がこう語った。 1年6カ月間北京に暮らし、汚れた空気、石の混ざった水道水、食の不安、高い教育費など不満が積もる記者の立場では、友人の話に素直にうなずけなかった。

 
しかしこの2カ月間に北京に伝えられた韓国のニュースを振り返ってみると、友人の言葉には実感できる部分もある。 実際、韓国と中国は最近、皮肉にも‘安全’問題に国家的な関心と力が集中するという似た経験をしている。 韓国は米国産牛肉の安全問題、中国はオリンピック(五輪)の安全が最大の関心事だ。

来月五輪が開催される北京は最近、ノイローゼ状態といえるほど安全に神経を尖らせている。 武装警察が動員され、徹底したテロ予防訓練が実施されている。 地下鉄では検査台を通過しなければならず、飲料水を持って乗るのも不便だ。 国内線の航空機を乗る場合は靴を脱ぐこともある。 にもかかわらず多くの市民は「不便だが、安全のためなら理解できる」と話す。

なら、食の安全のために2カ月間も激しいデモを繰り広げる韓国社会を、中国人はどう眺めているのか。 国営新華社通信は2日午前、燃える韓国の警察バスから真っ黒な煙が上がる写真を大きく掲載した。 この写真は「韓国の牛肉デモが外国人投資家を驚かせる」という記事とともに北京の主要新聞にも載せられた。

写真を見た北京市民は「食の安全の主張には共感できるが、過激デモはやり過ぎだと思う」と語った。

‘牛肉事態’を取材してきた人民日報の姉妹紙、環球時報の記者は「火炎瓶と角材が乱舞した1980年代の学生運動時代を連想させた」と話した。 また「国産品を愛用する韓国の独特の民族主義が、グローバル時代に極端な保護貿易主義に流れ、韓国の国益を害するおそれもある」と指摘した。

新京報は最近の‘牛肉事態’を集中報道し、「韓国の民主主義が20年間路頭をさまよっている」と表現した。 いま隣国の中国人の目に映っている韓国社会の自画像はこれほどまでに歪んでいる。

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