日本プロ野球に進出し、驚きの実績をあげてきた林昌勇(イム・チャンヨン、32、ヤクルト)が、パリーグとの交流戦では袋叩きにされている。
林昌勇は23日に終わった日本生命セ・パ交流戦、オリックスとの試合で本塁打2本を浴び、日本に進出後、初めてセーブに失敗した。5日のロッテ戦では、ホセ・オーティズに初めて本塁打を許すなど、セ・パ交流戦だけで4本の本塁打を浴びた。林昌勇が記録中の3敗(1勝18セーブ)もすべて、パリーグのチームとの試合によるものだ。交流戦が始まる前、0.56だった平均防御率が2.33に急上昇した。藤川球児(阪神、25セーブ)、岩瀬仁紀(中日、22セーブ)、マーク・クルーン(巨人、19セーブ)らと、競っていたセーブ争いからも押し出されてしまった格好だ。