カナダでBSE牛が再び発見された。2003年5月の発生以来、これで13度目だ。今年に入ってからは2月に続く、2度目の発生だ。
カナダ食品検疫庁(CFIA)は23日、ブリティッシュコロンビア州でBSEに感染した牛1頭が発見されたと明らかにした。問題の牛は流通段階ではないカナダ政府のBSE監視プログラムによって発見された。CFIAは「カナダはBSE牛の肉が食料品市場に供給されたり、動物飼料として使われたりすることを遮断している」とし「今回、発見されたBSEの牛は人や動物に何ら危険を及ぼさない」と説明した。牛の年齢と出生地などの細部事項は調査中だ。