韓国男子バレーボールも女子チームに続き、事実上、北京五輪への本戦進出できなくなった。

韓国は３日、日本の東京メトロポリタン体育館で行われた２００８北京五輪世界最終予選第３次戦の日本戦で１－３（２１－２５、２５－２１、２３－２５、１９－２５）で敗れ、総合成績３敗を記録した。

これで韓国は残る４試合で全勝をしても、総合１位とアジア１位に与えられる北京五輪出場権の獲得は不可能になった。

韓国はムン・ソンミン（１８点、京畿大）とイ・キョンス（１６点、ＬＩＧ損保）が奮闘したが、山本隆弘（１６点）、越川優（１４点）、石島雄介（１４点）、山村宏太（１１点）ら、主要選手がバランスよく活躍した日本の壁を越えることができなかった。

勝負の分かれ目はセットスコア１－１で臨んだ３セット中盤、１６－１６の場面。１３－１６で遅れをとった韓国は相手チームのミスとハ・キョンミン（現代キャピタル）の速攻で同点まで追い上げ、雰囲気を変えたかのように見えた。しかし、韓国はシン・ヨンス（大韓航空）のミスと山本のスパイク、越川の左アタックなどの連続攻撃により２３－２５で敗れた。

韓国は４日、オーストラリアとの第４戦に臨む。