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【噴水台】夜郎

2008.05.29 14:24
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巨大な帝国を率いた中国の立場から見ると、この国は非常に小さなつまらない国家だったはずだ。 今の中国貴州省の山奥に存在した夜郎という国の話だ。 戦国時代から漢代まで約300年間続いた小国だ。

領土を拡張してきた漢の王室の武帝がここに使臣を派遣する。 インドの方に通じる道を確保するための戦略だった。 司馬遷の『史記』は当時の状況をこのように書いている。 使臣がここに立ち寄った時、夜郎の王が「漢と我々のどちらが大きいか」と尋ねたということだ。

 
武帝という人物が登場した漢は当時大変なものだった。 西域を開拓し、北方の遊牧民族を鎮圧した後、世界的な帝国として拡大していた漢と自国を比べた夜郎の無謀さ。 夜郎の王を嘲笑する内容だ。

この記録は結局、‘夜郎が自ら大きいという(夜郎自大)’という成語として定着する。 清代に入って一部の有名文学作品に登場し、盲目的に自らを大きいと考える者、またはそうした状況を指す言葉になった。

‘小さな国が身の程知らず’という中国人の大国意識がまず目に障る。 それでも小さな国に身を寄せて生きていく人の立場から見ると、いろいろと考えさせられる話だ。 周辺状況を正しく把握できず時宜適切な対外政策を立てることができない場合に招く災難はどういうものかという点だ。

中国は概して自国の周辺に良い名前を付けようとしなかった。 モンゴルに対しては、何かをひっくり返してかぶって前後を区別できないという意味の「蒙」という字を使ったり、すばしっこく敏捷で戦いに長けていたフン族には、見るからに語感の良くない「匈奴」という名前を使っているのだから。

夜郎もその国が使った名称を漢字に音訳したものとみられるが、「夜の男」程度の解釈になる言葉を付けたところから中国人のその独特の大国意識がうかがわれる。 夜の男--。 闇に包まれて正しく判断できない人をいうものではないだろうか。

世界4大強国の力が交差する韓半島は大国でない。 夜郎の水準は越えているといえるが、相変らずな小国だ。 あるものといえば強い気質の人間だけで、物産や資源はほとんどない国。 韓米自由貿易協定(FTA)は韓半島の生存の悩みが生んだ戦略的選択だ。

最近、牛肉問題から生じた摩擦が結局、こうした生存戦略の根幹を揺るがしている。 静かな問題提起は必要なことだが、政略的な意図でこれを揺さぶってはならない。 夜の街と国会で行われる政略的行為、漢の王室によって結局は滅亡した夜郎の前轍に韓国を追い込まないか心配だ。

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