北京五輪に参加する韓国と北朝鮮の選手に向けられた若者の声が響き渡った。

２４日、漢江汝矣島（ハンガン・ヨウィド）公園の青少年広場では南北共同応援団結成を祈願するコンサートが開催された。

ＹＧＫと書かれたオレンジ色のＴシャツを着た大学生は、若さと情熱を発散させた。コンサートに先立ち、ＹＧＫ会員が出演したファッションショーでは、北京五輪サポーターの衣装など自らデザインした服を披露し、多くの人々から拍手を受けた。ＹＧＫのハン・テスン団長は「スポンサーなしで、すべての事をやり遂げた。積極的に参加した学生のみなさんを誇らしく思う」と話した。

この日のイベントは全国の３００余りの大学から約３０００万人の青少年の会員で構成された「偉大な大韓の青年」（Ｙｏｕｔｈ　ｏｆ　Ｇｒｅａｔ　Ｋｏｒｅａ＝ＹＧＫ）が展開する“ＦＡＩＲ　ＫＯＲＥＡ　ＰＥＡＣＥ　ＡＳＩＡ”運動の一環だ。ＹＫＧは南北共同応援団の構成のために、オンラインで署名運動を行っており、７月１１日からは韓国南端の７地点から臨津閣（イムジンガク）に徒歩で向かう国土横断を企画している。

一方、この日のコンサートでフェンシングのナム・ヒョンヒ選手とタレントのＢＯＯＭが名誉広報大使に委任され、歌手のＤＪ　ＤＯＣ、キム・ギョンホが出席して会場を盛り上げた。