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LG電子、人事も外国人に委ねる

2008.05.24 17:54
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LG電子がグローバル企業に変身するための実験を始めた。

人事業務までも外国人に任せたのである。同社は最高人事責任者(CHO=Chief Human resources Officer)として、イギリス・ユニレバー社から25年間、グローバル人事管理を務めてきたレジナルド・ブル副社長(50)を迎え入れたと23日、明らかにした。

 
国内主要企業が人事責任者として外国人を抜擢したのは初めて。ブル副社長は早ければ来月末にも韓国に赴任する。

LG電子のチョン・ミョンウ常務は「全職員8万2000人のうち国外の人材が63%に達する状況で、グローバル優秀人材発掘と成果志向型人事制度を定着させるためにブル副社長をスカウトした」と明らかにした。

今回CHOとしてブル副社長を迎えることにより、LG電子は7人の最高経営陣のうち4人を外国人が占める。高位関係者は「外国人の人事の責任者を迎え入れるのは“韓国特有の労使文化やチームワークを理解できなくて不協和音が生じる”という意見もあった」とし「しかし組職運用をグローバル基準に合わせるために下した決定だ」と述べた。

組職文化が変わることで外国法人はもちろん、韓国本社のグローバル化も加速度がかかるものと予想される。同社はすでに昨年から英語を社内公用語として使っている。社内イントラネットを英語使用環境に変えたのはもちろん、公式文書や電子メールも英語でやりとりされている。韓国本社の英文表記も英語略称である「LG(LG Electronics Korea)」に変えた。以前は外国法人にのみ英語略称を使っていた。

LG電子側は「本社がどこにあるのかは重要ではなく、韓国も会社のグローバル市場の中のひとつであるだけだという認識を構成員たちにもってもらうため」と説明した。

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