今後、事前検査を受けていないニワトリ・カモの食肉処理が禁止される。また当分は市場で生きたニワトリやカモを買うことが難しくなる。高病原性鳥インフルエンザ（ＡＩ）の拡散を防ぐためだ。

農林水産食品部は１５日、ニワトリ・カモを飼育している農民は出荷前に地方自治体所属の家畜防疫官や公域獣医師からニワトリ・カモの臨床検査を受けなければならない、と明らかにした。

臨床検査証明書がなければ食肉処理場を利用できない。またニワトリ・カモを搬送・搬出する車両は、消毒済みかどうかを記載した帳簿を必ず備えなければならない。記録帳簿のない運転手は最高３００万ウォン（約３０万円）の過怠金を支払うことになる。

さらに農林水産食品部は、全国８３カ所の市場のニワトリ・カモ販売店に自主的閉鎖を促すよう市、郡、区に指示した。販売業者の被害は地方自治体が補償する。