【コラム】これで半導体強国が維持されるのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.01 15:23
結局、SKハイニックスはプランBを準備中だ。2026年2月の第1工場竣工を目標にしていた龍仁クラスターがかなり遅れることを念頭に置いて、清州(チョンジュ)の約15万坪の敷地に新規工場を建設することを検討している。清州にはすでに確保している敷地があり、産業基盤施設も整っているため、建設が迅速に進むとみている。
米国・中国の韓国半導体工場は許可から完工後に稼働に入るまで約2年だった。サムスン電子の米テキサス州オースティン工場は1年11カ月、中国西安第1工場は2年1カ月だ。SKハイニックスも中国無錫工場建設契約締結から1年8カ月後に稼働した。サムスンが米テキサス州テーラーに建設することにしたファウンドリー工場も2年6カ月で竣工するという。