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【コラム】韓国先端技術40年の結晶「ヌリ号」、国民をあげて励ますとき(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.11 15:08
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◆研究員・エンジニアの労苦が輝く

ヌリ号打ち上げはその粘り強さでもう一つの感動を与える。1993年科学1号ロケットを打ち上げる時から大田(テジョン)の研究員と宇宙センターの発射場、全国のさまざまな企業から数千人が集結して一つの目標に向かって諦めることなく技術を蓄積してきた。その間にIMF危機や世界金融危機が津波のように押し寄せては過ぎ去り、長官が数十回と変わり、何人もの大統領が現場を訪問した。その変化のうず巻きの中でも韓国社会のどこかで発射体技術という目標一つを頭に置いて黙々と、粘り強く試行錯誤に耐えてきた研究者、エンジニア集団がいたことを記憶しておかなければならない。

 
ヌリ号の打ち上げから自負心を感じるだけに、必ず心に留めておかなくてはならないこともある。政策の一貫性は何度強調しても強調しすぎではない。技術革新のエコシステムを脅かす最も危険なものは支援を途中でやめたり再開したりを繰り返すことだ。差し当たって今、ヌリ号打ち上げが目の前に迫っているが、次の段階の技術に対する挑戦を併行してスタートさせなければならない。長期的なビジョンを持って。根気よく人を育てて維持するために投資することも重要なことだ。大事な試行錯誤の経験はマニュアルではなく結局人に蓄積されるためだ。

最も重要なのは失敗に対する社会の態度だ。ロケットの打ち上げは失敗が多い代表的な分野だ。1950年代から衛星を打ち上げて最も多くの経験を蓄積した米国だが、今でもスペースX・ロケットラボなどの打ち上げ失敗の便りが続いている。しかしマスコミや政府の反応からは批判は見られない。むしろ失敗を通じて重要な学習をしたとみられ、企業価値が上がったという報道があるほどだ。日本初の宇宙ロケット「ラムダ」も4回失敗して5回目にしてようやく成功した。20年間打ち上げ経験を蓄積してきた中国の長征5Bロケットも昨年墜落する大事故を起こした。各国の言論反応は米国と大きく異ならない。

今では技術が発展して失敗率は10%未満というが、初めて開発したロケットモデルの初めての打ち上げ失敗率は30%に迫る。その上、ヌリ号は韓国が初めて作ったロケットなのでその失敗の可能性は絶対に低くない。しかし失敗がなければ一歩も前には進めない。失敗から何を学ぶかがもっと重要だ。失敗がないなら十分に革新的な試みではないというイーロン・マスクの言葉もあるではないか。

◆多くの試行錯誤の末にやってくる歓声

スペースXの職員がそこまで歓呼したのは彼らが耐えてきた数多くの試行錯誤があったためだ。創立以来13年間、数多くの失敗、中でも直前3回の試みがすべてリサイクルロケットの着陸の瞬間に大爆発を起こしていたので切実さは普通ではなかった。

ヌリ号が発射場から離れる瞬間もそうに違いない。1000人余りの研究者と開発に参加した企業のエンジニアは過去10余年間、一筋縄ではいかなかった試行錯誤の時間を思い出すことだろう。そして歓呼の瞬間を切実に待つだろう。

今年の東京オリンピック(五輪)を振り返ってみよう。4位でも大きな笑顔で「自信を得たのでもう一度挑戦する」と言った選手たちが人気スターとなった。国民の認識水準が見違えるように高まった。これ以上メダルという結果ではなく、果敢な挑戦そのものに価値を置くことになった。

ヌリ号は国民の望むように格好良く打ち上がるだろう。しかしさまざまな理由で失敗するかもしれない。成功したとすれば激励を、失敗したとすればもっと大きな激励を送ってほしい。特に、手に汗握って打ち上げの場面を見つめる若手研究員とエンジニアがどんなときでも楽しい気持ちで挑戦することができるように応援しよう。

イ・ジョンドン/ソウル大学工大教授

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