<光復節祝辞>「憲法10条」を掲げた文大統領「ただ一人の国民も諦めない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.15 11:59
文大統領は日本の経済報復が始まった昨年は「誰も揺さぶることができない国を再びつくる」とし、政府の正面対応基調を掲げた。文大統領は、日本が経済報復の事実上の理由としている2018年大法院(最高裁)判決についても「大法院の判決は大韓民国領土内で最高の法的権威と執行力を持つ」とし「政府は司法府の判決を尊重して被害者が同意できる円満な解決方案を日本政府と協議してきており、今でも協議の扉を開けてある」と話した。
また「一緒に訴訟を起こした3人の方はすでに故人になられ、1人だけ残ったイ・チュンシクさんは昨年日本の輸出規制が始まると『私のせいで大韓民国が損害を被っているのではないか』と話した」とし「私たちは一個人の尊厳を守ることが決して国に損害になるということはないという事実を確認するだろう」と強調した。