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【社説】タダ好きが惨事を招いた非正規職法

2009.07.05 15:00
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昆虫は立派な成虫になる前に幼虫の期間を経る。幼虫期間は必要な内的成熟度、温度と湿度などが種ごと、個体ごとに違う。セミだけでも2000種余りがあるが、幼虫期間が短くて1年、長くて17年だ。

このごろ趣味でも育てるクワガタは自然の状態では幼虫期間が2~3年だが、飼育するときは1年6カ月程度に期間を短縮させることができるという。冬眠をさせず、ずっとえさを供給すればそうなるというのだ。

 
幼虫が成虫になるのには、セミのように時間が必要だ。もし時間を短縮させるためにはクワガタ飼育のように費用をかけなければならない。時間もかけず、費用もかけないのに成虫を早く見たいのか。それでは幼虫が傷つく。成虫を早く見たい衝動から人為的な刺激を受けた幼虫に関する次のような記録もある。「たまに奇形やふ化不全が起きて、さなぎの家を壊し、傷をつけて死んだ場合もあります」

世の中の理は自然も市場も特に違うところがない。時間をかけたり費用をかけたり、それがいやならば品質をあきらめなければならない。時間もかけず、費用もかけずに良い品質を享受しようとする「タダの精神」は、観念だけで現実としては破綻する。

最近の社会を揺さぶっている非正規職法案問題はタダの精神が作った惨事だ。2年前、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府のときに作られたこの法は業種・会社ごとに内的成熟度、労働環境が違うにもかかわらず、非正規職時間を2年と等しく規定している。現実がこれについていけず、あちこちで解雇者の悲鳴が聞こえている。これを立法した当時の青瓦台と開かれたウリ党の執権勢力は「法で」規定さえすれば非正規職が自然に正規職になるという観念的な現実認識を持っていた。よく言って観念的な現実認識であり、実はタダの精神なのだ。

非正規職が正規職になるのには時間が必要だ。その時間は業種ごと、会社ごとに違う。もし時間を2年に短縮させるためには費用をもっとかけなければならない。盧武鉉時代の非正規職法は時間だけ2年に縮め、費用は考えなかった。政府と企業と労組、あるいは国民が費用を抱える問題は重要ではなかった。

彼らのタダの精神のために2年後、費用請求書が飛び、それが支払われないと罪もない非正規職が傷ついて毎日死んでいくのだ。一部では自ら費用を持ちこみながら正規職に転換させてくれる「善良な企業家」がいると主張するようだ。これも「自分は費用を支払わないのに他人に善良でいることを要求する」厚かましいタダの精神にほかならない。名分だけもっともらしく、現実で破綻する非正規職→正規職転換時間(2年)規定をすべてなくしてしまわなければならない。代わりに非正規職の生活の品質を良くするために政府と企業、労組と国民が費用をどう支払うかに論議を集中しなければならない。

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