「非正規職の雇用期間（２年）制限」規定が発効した初日の１日、国会環境労働委員会は与党ハンナラ党の議員ら８人が出席した中、非正規職法の改正案を含む１４７件の法案を電撃的に上程した。

ハンナラ党は「野党民主党に所属する秋美愛（チュ・ミエ）委員長が司会を忌避しているために取った適法の手続き」と主張した。所属する環境労働委員会の委員名義で「職務を忠実に遂行しなかった」として、秋委員長に辞任を求める決議案も提出した。

秋委員長と民主党・民主労働党に所属する５人は同午後９時、常任委員会を開き「勝手な上程で強行突破を試みている」と非難した。また「ハンナラ党とは今後どんな交渉もしない」と強調した。

これに先立ちハンナラ党と政府・青瓦台（チョンワデ、大統領府）は高位党政協議を開き「非正規職法案を早期に見直すのを前提に、雇用期間が満了する前の非正規職労働者への解雇を控えること」を企業に要請する方針を決めた。趙源震（チョ・ウォンジン）ハンナラ党議員は「企業が２年間の契約期間が満了する前に余裕を置いて解雇する傾向がある」と背景を説明した。


【今日のイチオシ記事】
・　「北、今月初めにミサイル発射の可能性」
・　韓国車、タイと豪のＦＴＡ発効後に豪州市場でタイ車に押される
・　ミャンマー向かっていた北の不審船「カンナム」、突如方向転換
・　東方神起、東京ドームで韓国グループ初のワンマンライブ
・　＜サッカー＞李天秀、Ｋリーグから「退場」
・　大学生が選んだ最高・最悪のアルバイトは？