南北共同記念事業から光復節が抜けた理由…「建国」めぐる見解の違いのため(1)

南北共同記念事業から光復節が抜けた理由…「建国」めぐる見解の違いのため(1)

2018年07月08日12時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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文在寅大統領が3日に「文化駅ソウル284」で開かれた「3・1運動と臨時政府樹立100周年記念事業会発足式」で激励のあいさつをしている。(写真=青瓦台写真記者団)
  4・27南北首脳会談で共同行事を開くことで合意した6・15共同声明記念式に続き期待を集めた8・15光復節記念式の共同行事開催まで不透明になった。南北は統一バスケットボール行事をはじめとする同時多発的対話チャンネルを継続しながらも、光復節の離散家族再会再開に合意しただけで共同行事に対しては何の具体的合意も導出できずにいる。

  文在寅(ムン・ジェイン)大統領も3日に「3・1運動と大韓民国臨時政府樹立100周年記念事業推進委員会」の発足式で、「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長と(4・27会談で)3・1運動100周年南北共同記念事業推進を議論した」という事実を初めて明らかにし、推進委員会に後続作業を指示した。事実上光復節共同記念行事はないことを示唆した言葉だ。

  これは南北の歴史的正統性と関連がある。

  青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者は7日、「文大統領が南北首脳会談で金正恩委員長に共同行事開催を提案したのは3・1運動100周年に限定された」と話した。その上で「特に8・15光復は韓国国内だけでなく南北間でも評価が交錯しており、これとともに韓国政府の樹立日という点のため離散家族再会再開程度だけで合意したものと承知している」と伝えた。

  大韓民国憲法前文には「3・1運動で建設された大韓民国臨時政府の法の正統を継承し…」という部分がある。大韓民国の正統性を3・1運動と臨時政府に置いているという大前提だ。

  これに対し北朝鮮は抗日武装蜂起を触発したという点から意義を求めるだけで、3・1運動を「失敗したブルジョア蜂起」程度と評価する。臨時政府は最初から事大主義として批判している。北朝鮮の社会主義憲法序文には「金日成(キム・イルソン)同志は(…)抗日革命闘争を組織領導され(…)祖国光復の歴史的偉業を成し遂げられ(…)朝鮮民主主義人民共和国を創建された」とされている。光復を金日成の武装闘争の結果と宣伝している。臨時政府の役割と連合軍に対する日本の無条件降伏などの内容はない。

  8・15に対する南北の評価もかなり異なる。

  3日に発足した記念事業推進委員会の共同委員長を務める韓完相(ハン・ワンサン)元統一・教育副首相は「8・15が真の解放だったなら(南北がともに)讃えなければなければならないが、植民状態からすぐ分断状態へとつながり、結局同族間の争いの道に進んでしまった」として8・15共同行事開催に対し否定的意見を提示した。

南北共同記念事業から光復節が抜けた理由…「建国」めぐる見解の違いのため(2)
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