【グローバルアイ】河野太郎氏の的外れな康京和氏称賛
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.27 08:48
「外務大臣時代は康京和(カン・ギョンファ)外相というよいパートナーがいた。日韓関係を新たな高みに引き上げようとしていた矢先の韓国の大法院判決で、非常に残念に思っている」
防衛相に職位を移した河野太郎前外相が最近繰り返している言葉だ。現実感覚に欠け、分別がない釈明に聞こえるが、日本政界の「変わり者」と呼ばれている彼はインタビューのたびにこのような話をする。自分と康長官をヨイショしながら関係悪化の責任を「徴用判決」にかぶせる。実際、2人の間には通じる部分が多かったという。「英語が流ちょうな2人はカメラの前では硬い表情をつくりながらも、会談が始まれば表情が明るくなる」という言葉もあった。だが、少なくとも韓日関係において2人は失敗した将帥だ。東京特派員として取材をしていた最近2年間、2人のまともな活躍を見たことがない。決定的な場面になるたびに2人は舞台をしばしば空けた。河野氏は経済産業省がどのような品目を輸出規制のターゲットとしているかさえ知らなかったという。日本政府の高位消息筋は中央日報に「輸出規制措置が取られるという事実は知っていたが、株価に及ぼす影響などのために正確な品目が何か外務省は聞くことができなかった」とした。韓国経済を支える半導体産業の核心部品がターゲットかどうか知らなかったということだ。