バンス米副大統領「ロシア・ウクライナが休戦しなければ米国は手を引く」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.24 07:52
J・D・バンス米副大統領がロシアとウクライナは休戦協議を妥結するべきであり、そうしなければ米国は仲裁努力を中断すると圧力を加えた。
23日(現地時間)のAFP通信によると、家族とインドを訪問中のバンス副大統領はこの日、「米国はロシアとウクライナに明確な提案をした」とし「今はもう彼らが受け入れる時であり、そうしなければ米国は手を引く」と述べた。
続いて「最後の段階の一つに踏み切る時」とし「『我々は殺人を止めようとする。現状況と似た水準で領土境界線を凍結しようとする』と言う」と話した。そして「もちろんこれはウクライナとロシアが現在所有する領土の一部を放棄するべきということを意味する」と伝えた。
トランプ米大統領は大統領選挙の期間中、ロシアとウクライナの戦争を24時間以内に終わらせると発言していた。就任直後にはウクライナと欧州を排除してロシアと協議に入ったが、特に成果を出せなかった。
トランプ大統領はウクライナへの軍事援助中断に言及し、30日間の条件のない休戦同意を引き出した。しかしロシアの反対でエネルギー施設に対する部分休戦となり、これもまともに守られないまま18日に期限が満了した。交渉が膠着状態に陥ると、最近、米国政府は進展がなければ米国が仲裁の役割から抜けると警告してきた。