生きているのに黙祷…ブルガリアのサッカーチーム、元選手の生存ニュースにびっくり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.21 10:16
ブルガリアのあるサッカーチームで、試合前に追悼の時間を過ごしたが、生存した事実を後になって知り慌てて謝罪するハプニングが起きた。
英国BBCなど外信によると、ブルガリアプロサッカー1部リーグチームのアルダ・クルジャリは17日、レフスキ・ソフィアとの試合開始前に一時チームで活躍したペトコ・ガンチェフの死を哀悼する時間を設けた。
ペトコ・ガンチェフは1970年代、アルダ・クルジャリで5年間活躍したストライカーだ。
両チームの選手たちと審判陣はキックオフ前に、競技場の中央に立って頭を下げ、ガンチェフのために1分間黙祷した。 観衆も一緒に席から立ち上がり、彼を追悼して拍手を送った。
ところが、試合が終わる前に状況が急反転した。
アルダ・クルジャリは公式フェイスブックを通じて「誤った情報を伝えられた」として謝罪文を発表した。
球団は「われわれはガンチェフの死亡に対する誤った情報を受け、これに深い遺憾を表わす」として「球団経営陣は元選手だったペトコ・ガンチェフおよび彼の家族に深く謝罪する」と明らかにした。
また「ペトコ・ガンチェフが今後も長い間元気に過ごし、カルザリの成功を見守ることを願う」と伝えた。