韓国、6歳未満の乳幼児の半数が私教育…月平均33万ウォン使う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.14 10:12
ソウル竜山区(ヨンサング)に住むAさんは、2023年から満5歳の双子の子どもを幼児英語教室(英語幼稚園)に通わせている。1人当たり毎月、授業料として210万ウォン(約21万円)、放課後授業料として48万ウォンの支出がある。6カ月ごとに教材費として80万~100万ウォンが追加でかかる。Aさんは「英語に対する抵抗感をなくしたくて果敢に投資している」としつつも「子どもの教育のせいで背骨が曲がるという話を体感している」と話した。
13日、韓国政府が発表した「幼児私教育費試験調査」の結果によると、就学前の乳幼児の親たちは私教育費として月平均33万2000ウォンを支出している。特に、英語幼稚園に通わせる場合、月に154万5000ウォンの支出があることが分かった。国家レベルの乳幼児私教育費統計が発表されたのは今回が初めてで、昨年7~9月に6歳未満の子供を持つ両親1万3241人を調査した。同期間に支出された乳幼児の私教育費は計8154億ウォンだった。2歳以下の親は858億ウォンを使ったのに対し、5歳児の親は3519億ウォンを支出した。教育費規模と同様に私教育参加率、参加時間も年齢が高いほど増えた。