韓国警察、国科捜に歌手フィソンさんの解剖検査依頼…遺書があるかどうかも調査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.11 12:33
韓国警察が10日に亡くなった歌手フィソン(本名チェ・フィソン)さん(43)の具体的な死亡経緯の把握に乗り出した。
ソウル広津(クァンジン)警察署はフィソンさんの正確な死亡原因やその時点などを確認するために国立科学捜査研究院に解剖検査を依頼する予定だと11日、明らかにした。
フィソンさんは前日午後6時29分ごろ、広津区のマンションで心停止状態で見つかって死亡判定を受けた。
消防当局などはフィソンさんの母親から通報を受けて出動したという。
警察は現在まで外部侵入跡など犯罪と疑われる点は確認されなかったとみて、遺書がないかどうかも捜査中だ。
フィソンさんは15日、大邱(テグ)EXCOオーディトリアムで同僚歌手のKCMと合同バラードコンサートを控えていた。
フィソンさんの所属事務所TAJOエンターテインメントは「突然の悲報による遺族の方々の大きな衝撃と悲しみで葬儀手続きを進められずにいる」とし「遺族の気持ちが落ち着き次第、葬儀の手続きを進める予定だ。葬儀は遺族の意思に沿って、知り合いや知人だけが出席して静かに執り行う予定」と明らかにした。