「推薦ミームコイン」数時間で94%暴落…アルゼンチン大統領、弾劾危機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.18 08:02
アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が経済成長を促進するための民間プロジェクトだと広報した仮想通貨「リブラ(LIBRA)」ミームコインがたった数時間で暴落したことで弾劾危機に直面した。
17日、AP通信など外信によると、ミレイ大統領は14日(現地時間)、自身のX(旧ツイッター)に「自由主義アルゼンチンは成長する!!!この民間プロジェクトはアルゼンチン経済の成長を奨励し、アルゼンチンの中小企業およびスタートアップの資金を支援することに専念するだろう。全世界がアルゼンチンに投資したがる」というメッセージとともに関連リンクを共有してブロックチェーンプラットフォーム「ソラナ」基盤のミームコイン「リブラ」を広報した。
ミレイ大統領の広報で多くの投資家が流入した。ミームコイン「リブラ」の相場は一時4.978ドル(約752円)まで高まった。だが、わずかその数時間後、0.19ドル(274ウォン)まで急落し、最高額比で現在94%下落した。
専門家はリブラの初期資金の流れと大量売りの動きを分析し、少数のアカウントで大量売りの傾向が出てきて、これを現金化して引き出したことが急落を招いたと分析した。
専門家はこれを典型的な作戦詐欺方式である「ラグプール」(RUGG PULL)事件とみている。仮想通貨開発者が合法的な投資を誘致して価値を引き上げた後で持分を売却する手法を意味する。発売当時、多くのコインは少数のデジタル財布に保管されていて、価格はほぼ0に近かったとCNNは伝えた。
ミレイ支持者は大統領アカウントがハッキングされたのではないかという疑惑まで提起したが、ミレイ大統領は該当の広報掲示物を削除して、今回の事件は自身と何の関わりもないと主張した。
ミレイ大統領は「該当プロジェクトについて詳しく分からないうちにコメントを載せたので広報掲示物を削除した」と話した。また、彼は「この件で私を非難する反対勢力に対して黙ってはいないだろう」と警告した。
しかし昨晩発生した今回の事件で、アルゼンチン政界では大統領の調査および来週の弾劾訴追案発議まで話がでていて論争が大きくなっている。アルゼンチンの野党連合所属レアンドロ・サントロ議員は15日、「大統領がラグプールと関連があるかもしれない」とし「弾劾を推進する」と明らかにした。
この分野の専門家として有名なカルロス・マスラトン氏は現職大統領がミームコイン詐欺に加担したと指摘して弾劾の理由になると話したと、現地最大の日刊紙クラリン(Clarin)が報道した。
少数野党の市民連合党は政府が国会に出てきてこの件について説明しなければなければならないと主張していて、社会党は大統領弾劾訴追案にも言及している。