HD韓国造船海洋、年初からジャックポット…船舶12隻を3.7兆ウォンで受注
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.23 13:27
HD現代造船の中間持株会社であるHD韓国造船海洋が船舶12隻を3兆7000億ウォン(約4000億円)規模で受注した。
HD韓国造船海洋は23日、「欧州船会社と超大型コンテナ運搬船12隻を3兆7160億ウォンで供給する契約を22日に締結した」と公示した。同社は発注会社を明らかにしなかったが、業界と海外メディアの報道を総合すると世界3大船会社の仏CMA CGMと推定される。船舶は2028年までに蔚山(ウルサン)HD現代重工業で建造され、同年12月までに引き渡される予定だ。
12隻はすべて液化天然ガス(LNG)二重燃料エンジンを搭載した超大型コンテナ船で1万5500TEU(1TEUは6メートルのコンテナ1個)級という。最近、海運業界の脱炭素規制が強化され、HD韓国造船海洋が欧州の船会社から追加で受注を受ける可能性もある。
HD韓国造船海洋は今年の造船・海洋部門の受注目標を180億5000万ドル(約2兆8200億円)に設定した。これは昨年の受注目標額135億ドルより34%高い。