韓国外交部長官「佐渡金山の追悼式問題、責任を痛感…日本外相に遺憾を表明」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.28 07:54
韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官が27日、佐渡金山追悼式を巡る問題に関連して「結果的にそうなったことに対して責任を痛感している」と話した。後続の対応に対しては「国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に問題を提起する」と強調した。
趙長官はこの日イタリアで開かれた主要7カ国(G7)外相会議に出席した後に帰国し、仁川(インチョン)空港で記者団と会って「(日本が約束を)十分に履行しなかったと判断しているので、今後世界遺産委員会でこの問題を繰り返し提起していき、誠実な履行を促していく」と明らかにした。今年7月佐渡金山の世界文化遺産登録当時、日本は佐渡金山の『全体の歴史』を佐渡金山の『現場に』反映するよう求める国際記念物遺跡協議会(ICOMOS)の勧告と世界遺産委員会の決定に従うことに約束したが、これをまともに履行しないでいるという指摘を受けている。