「ハマス拉致人質2人死亡」…イスラエル軍によって死亡した可能性も
ⓒ 中央日報日本語版2024.07.23 10:21
パレスチナ武装派閥ハマスに拉致され、ガザ地区に抑留されていた人質2人が死亡したことが分かった。
22日(現地時間)ロイター・AFP通信とタイムズ・オブ・イスラエルなどによると、イスラエル軍は昨年10月7日、ガザ地区国境近くのキブツで拉致された人質ヤコブ・ブクフシュタフさん(35)とアレックス・ダンシグさん(76)が死亡したと明らかにした。
軍当局は、彼らがイスラエル軍側の銃撃で死亡した可能性も念頭に置いて調査を進めている。イスラエル軍は「彼らがハマスに抑留された状態で死亡したすべての情況が専門当局によって調査されている」と説明した。
イスラエルのキャンペーン団体「人質と行方不明者家族フォーラム」もこのような事実を確認した。フォーラムは声明を通じて彼らの死亡事実を発表し、「彼らの死は人質を家に連れてくるための努力が急務だという点を想起させる」と強調した。
ハマスは10月7日、イスラエルを攻撃する際、251人の人質を捕らえた。このうち116人はまだ戻っていないが、イスラエル軍は彼らのうち44人が死亡したと見ている。
これに先立ってハマスは3月、ブクフシュタフさんが食料と薬品不足で死亡し、ダンシグさんはイスラエル軍の銃撃で死亡したと主張したことがある。
一方、ブクフシュタフさんの妻リモン・ブクフシュタフさんは、夫と一緒に拉致されたが、ハマスとの人質交渉を通じて昨年11月28日に解放された。