金正恩委員長の射撃の腕前を公開した北朝鮮…「3歳で射撃・運転熟練」
ⓒ 中央日報日本語版2024.05.14 15:51
北朝鮮が13日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が狙撃手用の小銃を試し撃ちしたと伝え、すべての弾丸が標的紙の真ん中に命中した写真を共に公開した。
朝鮮中央通信、朝鮮中央テレビなど北朝鮮メディアは金正恩委員長が11、12日に重要国防工業企業所を現地指導したとし、主要狙撃武器を生産する工場も訪問したと13日、報じた。
金正恩委員長は狙撃用小銃など新しく開発された狙撃武器の性能を点検し、自ら試し撃ちをした。そして狙撃手用の小銃を撃つ写真と真ん中の10点部分に5つの穴が開いた標的紙の写真を公開した。
北朝鮮は金正恩委員長が韓国首都圏を狙う新型240ミリ放射砲(多連装ロケット砲の北朝鮮式表現)を搭載した車両を自ら運転する姿も公開した。金委員長はここで武器体系の生産拡大と砲兵戦闘力の強化を指示した。
北朝鮮はこれまでも金委員長の射撃と運転の腕前を自慢してきた。北朝鮮の歴史教科書には、金委員長が3歳の時に銃を撃ち、9歳の時には10発の銃弾を撃って目標を正確に命中させたという内容が記述されている。また、3歳の時から運転を始めて険しい道を疾走し、時速200キロの超高速ボートを専門家よりうまく操縦したという内容も登場する。