「新型コロナのゲノム配列」を初めて公開した中国科学者、研究室の閉鎖に反発して座り込み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 09:33
新型コロナウイルス(新型コロナ)のゲノム(genome・遺伝体)序列を全世界に初めて公開した中国科学者が当局の研究室閉鎖措置に反発して座り込みを行っているとAP通信が30日(現地時間)、報じた。
通信によると、ウイルス学者である中国復旦大学の張永振教授は先月29日、インターネット掲示物を通じて、2020年初めに初めてゲノム序列を公開発表して以来、降格と追放などの弾圧を受けており、最近は自分と研究チームが突然研究室から追い出されるという通知を受けたと明らかにした。これは中国政府が新型コロナの起源に関連した調査を避けるために科学者を引き続き圧迫し、統制していることを示していると通信は指摘した。