中国籍の日本大学教授が上海に戻った後行方不明…「拘禁の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.23 15:50
東京にある亜細亜大学の范雲涛教授(61、中国国籍)が中国で消息が途絶えてから1年を超えたと23日、日本や香港・台湾メディアが報じた。日本政府が范教授の人権侵害の可能性を公式に提起し、この事件が悪化した中日関係に暗い影を落とす可能性があるとの指摘が出ている。
22日、林芳正官房長官は記者会見で同件に関連して「人権に関わりうる事案であり、関心をもって注視している」と明らかにした。ただし、林長官は「事柄の性質上、これ以上のコメントは差し控えたい」と続けた。これについて中国外交部の王文斌報道官はこの日「状況を承知していない」と明らかにした。