バイデン大統領の横で「中国は同盟国」…岸田首相、失言ハプニング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.12 07:53
米国を国賓訪問中の日本の岸田文雄首相が10日(現地時間)、バイデン大統領との首脳会談後の共同記者会見場で失言をした。
この日両首脳はホワイトハウス・ローズガーデンに並んで立って記者会見に臨んだ。大多数の米日メディアが生中継で伝えていた状況で、ある記者が「日本と米国の防衛同盟強化で中国の威圧的な行動の可能性があるが、中国に対してどのような対応が必要だと考えるか」と聞いた。
岸田首相は日本語で「私が先に答える」と述べた後、「中国に対しては日米が引き続き緊密に連携していくことで一致している」とした後、「同盟国たる中国…」と続けた。
単語を間違って選択した事に気づいた岸田首相は取材陣に向かって右手を上げて見せて「失礼…同盟国である米国と強固な信頼関係のもと」とぎこちない表情を浮かべて訂正した。その後「中国による力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する」としながら「同盟国である米国と強固な信頼関係のもと、中国に対して大国としての責任を果たすよう働きかける」と強調した。
一方、政治資金スキャンダルで歴代最低支持率を記録中の岸田内閣はこの日時事通信が発表した4月の支持率調査で前月比1.4%p下落した16.6%を記録し、再び歴代最低値を更新した。「支持しない」と答えた比率は59.4%に達した。