米シンクタンク「G7への韓国加入を」…「韓日共同安保宣言」提案も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.05 15:03
韓米同盟と米日同盟を連結させるために韓国を主要7カ国(G7)に加入させるべきだという主張が米国から出てきた。米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)は4日(現地時間)に公開した報告書「2024年米日同盟」で、「オーストラリアと韓国は世界で最も大きな先進民主主義国家であり、グローバル政治・経済問題への対応においてますますその重要性が高まっている」とし「米国と日本は両国がG7に含まれるようにG7の拡大を考慮しなければならない」と主張した。報告書はリチャード・アーミテージ元米国務副長官とハーバード大学のジョセフ・ナイ教授らがCSISの専門家と共に執筆した。
報告書は「(韓国とオーストラリアのG7加入は)自選ではない」とし「今日の国際的環境を考慮する時、大きな力量と見解が同じ国をもっと多く議論テーブルに連れてくるべきだ」とした。あわせて「米日関係をさらに深化するためは他の同盟国と同じ考えを持っているパートナー、特にオーストラリアやフィリピン、韓国、台湾との関係を強化するための努力が伴わなければならない」とし「日本が長距離反撃など防衛力拡充のためにいち早く動いている中で、米日同盟と米韓同盟間の連係の必要性がかつてなく大きくなっている」と主張した。中国やロシア、北朝鮮などの脅威に対応するために米日同盟を強化しなくてはならないが、その方案の一つとして韓国との協力拡大が重要だという主張だ。