韓国空軍、退役前のF-4E「ファントム」告別滑走
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.09 12:43
韓国空軍が今年6月に退役するF-4E「ファントム」戦闘機の最後の地上滑走訓練「エレファントウォーク」を8日、水原(スウォン)基地で実施した。
この日の訓練は空対地ミサイルAGM-142H「ポップアイ」、AGM-65D「マーベリック」、空対地爆弾MK-82などを搭載した8機のF-4Eを先頭にF-15K、KF-16、F-16、FA-50、F-5、F-35Aなど「後輩」戦闘機25機が後に続いた。このうち2機のF-35Aはエレファントウォークの上を低空飛行した後に着陸して合流した。
1969年に初めて導入されたF-4は1994年にKF-16が戦力化するまで「ミグ機キラー」などと呼ばれ、55年間にわたり大韓民国空軍の主力戦闘機として活躍した。