10年物国債利回り調節した日本、上限線1%超えても許容
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.01 07:43
日本銀行が、10年物国債利回りが1%を超過してもこれを一定水準許容することにした。長期金利上昇を人為的に抑制し量的緩和基調を維持してきた日本銀行が通貨政策正常化に向けた出口戦略に入ったと解釈される。
日本銀行は31日、前日から2日間にわたり開かれた金融政策決定会議で短期金利をマイナス0.1%で据え置き、長期金利上限線を柔軟化した。10年物国債利回りの変動幅上限を0.5%から1%に引き上げ、これを上回る動きを容認することにしたのだ。7月に上限線を0.5%として市場の状況により金利上昇を1%まで容認してから3カ月ぶりだ。