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毒素を吹き出す「地球の肺」の災難…アマゾンを怒らせた人間の失敗

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.20 15:22
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「地球の肺」と呼ばれるアマゾン熱帯雨林が一酸化炭素などの大気汚染物質を吹き出している。過去最悪の干ばつや山火事など気候災難が生んだ結果だ。

欧州宇宙機関(ESA)が衛星「Copernicus Sentinel-5P」で16~18日の一酸化炭素(CO)濃度を分析した結果、高濃度の一酸化炭素がアマゾン熱帯雨林地域を中心にブラジルやペルー、パラグアイなど南米一帯に広がっていた。一酸化炭素は無色・無臭・無味の気体で血液の酸素輸送を妨害する人体に有毒な大気汚染物質だ。大気中には約1カ月間留まる。

 
このように多くの一酸化炭素が吹き出てきたのは相次ぐ山火事によってアマゾン熱帯雨林の至る所が灰と化したためだ。ブラジル・アマゾナス州では今回の乾季に2770件の火災が発生したが、現地メディアはこの数値が歴代最高だと伝えた。大規模な山火事が発生すれば大気中の一酸化炭素濃度が普段より大きく上昇して健康被害につながりやすくなる。世界気象機関(WMO)は「猛暑と干ばつがブラジルからパラグアイまで影響を及ぼし、アマゾン流域の大部分を襲っている」とし「これは山火事を引き起こし、大気質を悪化させている」と明らかにした。

◇灰色に変わったアマゾンの都市…川は干からびた

アマゾン川流域の中心都市でありブラジル・アマゾナスの州都マナウスは熱帯雨林で発生した山火事による煙の影響で灰色の都市に変わった。英国ガーディアン紙によるとマナウスは先週に387マイクログラム/平方メートルの粒子状物質濃度を記録したが、これはタイの産業中心地に続き世界で2番目に悪い数値だった。

続く干ばつでアマゾン川の水位も121年ぶり最も低い水準まで下がった。マナウスのネグロ川の水位は18日を基準として1902年以降最も低い13.38メートルを記録した。1700キロに達するネグロ川はアマゾン川を形成する水の流れのうち最も長い。川の水位が低くなって水路を通じて食料品や原材料などを運んでいた船舶は運航に支障をきたしている。アマゾン・テフェ湖では水温が39.1度まで上昇して153頭のイルカの死骸が見つかっている。

◇気候変動・エルニーニョ・火田…アマゾン「三重苦」

何がアマゾン地域にこのような災難をもたらしたのか。気象学者はエルニーニョ現象と気候変動が重なって乾季が例年よりも過酷だったことが直接的な原因だと診断した。特に北大西洋海域の温暖化によって雨雲の流れが変わって深刻な干ばつを誘発したと分析した。

ブラジル科学部は「エルニーニョ影響が最高潮に達すると予想される12月まで干ばつは続くだろう」と予測した。国立アマゾン研究所のフィリップ・フォンサイド上級研究員は「乾季が長期化して猛暑と雨が降らない日が増えて熱帯雨林が取り返しのつかない衰退地点に到達する時間が近づいている」と警告した。

人間の責任も大きい。通常、11月に雨季が始まる前、アマゾン各地では木を切った後に火を付ける違法の火田が広範囲で行われる。農耕地のほか、牛や馬を育てるための牧草地を確保するためだ。だが、今年の深刻な干ばつで火田の火種が大型山火事の原因になっていると分析される。

◇「山火事が熱帯雨林の消滅を加速化」

山火事の拡散がアマゾン熱帯雨林の消滅を増幅させるとの研究結果もある。最近ポツダム気候影響研究所など共同研究チームが学術雑誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に発表した論文によると、山火事がアマゾンの森の再成長を妨げていることが明らかになった。熱帯雨林の木々は降った雨を再び大気に運んで新しい雨が降るように助ける。だが、山火事の増加によって木が急激に減少し、うまく回っていたアマゾンの循環の流れが断ち切られ、山林損失を加速させる。

これまでアマゾン熱帯雨林は人間が排出した二酸化炭素を吸収する重要な炭素吸収源の役割を果たしてきた。ポツダム気候影響研究所の科学者は「熱帯林取り返しの付かない『ティッピングポイント』を越えないように地球システムを安定した境界内に維持して気候変化と山林伐採を制限する必要がある」と話した。

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    2023.10.20 15:22
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    11日(現地時間)、米航空宇宙局(NASA)衛星が撮影したアマゾン熱帯雨林地域の様子。山火事による煙がマナウスを含むアマゾン地域を覆っている。[写真 NASA]
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