韓国与党、「汚染水怪談」を阻止…刺身屋でリレー会食
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.27 08:38
政府・与党が相次いで農水産物「現場モッパン」に乗り出した。日本福島原発汚染水の放流や高高度ミサイル防衛(THAAD)システム問題に関連し、科学的な説明だけでは「怪談」の拡散を防ぐのに限界があるという判断からだ。
国民の力の金起鉉(キム・ギヒョン)代表と指導部は26日、慶尚北道星州郡(キョンサンブクド・ソンジュグン)の農産物売り場を訪れ、星州産マクワウリを直接試食した。金代表はTHAAD怪談で被害を受けたという農民に「マクワウリ400箱を買う。全国民に星州産マクワウリの優秀性を知らせ、星州郡が決してそれ(怪談)のせいで被害を受けてはならないという点を明確に申し上げる」と強調した。
金代表は星州郡庁で行われた「THAAD基地環境影響評価報告会」では「文在寅(ムン・ジェイン)政権が一般環境影響評価をするふりをして事実上阻止して対立を助長した」とし、「誰かが圧力をかけない限り不可能なことだ。その背後と正体を必ず明らかにする」と述べた。THAAD基地周辺5カ所の電磁波が人体保護基準の0.189%に過ぎないという国防部・環境部の調査結果が21日発表されるや、これを契機に文在寅政府を照準して逆攻勢に出たのだ。