韓国史上初の「核民防空訓練」8月実施…北朝鮮の脅威に尹大統領が指示(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.21 11:35
韓国政府が史上初めて北朝鮮の核空襲状況を想定した「核民防空訓練」を推進する。北朝鮮の核使用が日増しに頻繁になり、実際の核攻撃の可能性に備えた訓練をこれ以上先送りすることはできないという判断からだ。
20日、中央日報の取材を総合すると、韓国政府は北朝鮮の核空襲に備えた官・民・軍・警の統合演習を8月韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」(以下、乙支演習)で実施することにし、細部計画について議論している。まだ方式は確定していないが、関係部署別の討論式図上演習(Table-TopExercise・TTX)はもちろん、核空襲を想定したサイレンなどの警報に続き、官民軍警の役割区分に応じた実際の避難および対応訓練が行われる予定だ。