今が日本旅行どき? 素早い投資家は円買い=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.14 10:06
最強の「円安」、魅力的な投資アイテムでもある。安い時に円を少し買っておいて高い時に売ればいわゆる「為替差益」を得ることができるからだ。すでに雰囲気を読むのが早い投資家はここに目を向けている。7月末基準で5大銀行(KB国民・新韓・ウリィ・ハナ・農協)の円預金残額は6000億円を超えた。昨年末4967億円だったことから半年で1兆ウォンを越えるお金が集まった。
円の為替レートは今後どのように動くだろうか。「過去の経験上、円がこの程度の円安を見せた時はウォンを売って円を買うのが適切な選択だった。2000年代中盤、世界経済の超好況局面では100円が750ウォンまで落ちたりもしたが、現在の世界経済の環境や韓国の輸出競争力低下を考慮するとこのようなシナリオは排除することができる。日本円は概略900ウォン台が下限で、1100ウォン台まで反騰するパターンだった」(未来アセット証券のパク・ヒチャン研究員)
「日本中央銀行が今年下半期中にイールドカーブコントロール(YCC・長短金利操作)政策(経済モメンタム回復のために10年物金利の上段を抑制する政策)に伴う副作用をおさえるために撤回まではいかなくても変更の可能性が存在して、これに伴って円安現象も一部緩和されることが予想される」(イ・ダウン大信証券研究員)