サムスン、欧州特許1位はファーウェイに奪われたが…韓国企業が過去最多更新
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.05 15:35
サムスンが中国通信装備企業ファーウェイ(華為)に欧州新規特許出願1位を明け渡した。
欧州特許庁(EPO)が5日に出した報告書「2021特許指数」によると、昨年、欧州特許庁の特許出願1位はファーウェイで、計3544件を出願した。
サムスンは2020年に3275件で、ファーウェイ(3113件)を抑えて1位だったが、昨年は計3439件の特許を欧州に出願し、ファーウェイに次ぐ2位になった。
一方、LGは昨年2422件を出願して2020年と同じ3位、KT&Gは233件、ポスコは168件、SKは138件だった。
昨年1年間の欧州特許出願数は全体18万8600件で、前年比4.5%増加した。韓国は新型コロナのパンデミックにもかかわらず、昨年の欧州特許庁特許出願数が前年比3.4%増の9394件で過去最多を更新した。特に韓国企業は昨年、半導体分野での特許出願を前年比36.2%増やし、半導体分野で韓国の比率を18%に引き上げた。これは2017年と比較すると6%増で、世界主要経済国のうち最も高い増加率。
韓国が出願した特許はデジタル通信分野が全体の12.1%で最も多く、電子機器(11.9%)、コンピューター技術(10.4%)、半導体(7.0%)などの順だった。
国別特許出願順位は米国(25%)、ドイツ(14%)、日本(11%)、中国(9%)、フランス(6%)に続いて韓国(5%)が6位だった。